私は7月31日から8月2日の3日間、福岡県私学協会が主催しているグルーバルキャンプに参加しました。
グローバルキャンプとは、留学生との宿泊体験や研修活動を通して英語の役割や重要性に触れ、国際共通語としての英語に対する理解と修得欲を育む活動です。グローバルキャンプでは、約20個の班に分かれ活動を行います。私は班のみんなと3日間をともに過ごすことで、さまざまなことを学びました。
1日目はどのような社会にしていきたいかを班で話し合い、それをポスターにまとめ、みんなの前で発表しました。キャンプ内での共通言語は英語のみだったので、あまり英語が話せない私は留学生の方とコミュニケーションをとることが難しく、話し合いなどに積極的に参加することが出来ませんでした。
しかし、同じ班の中に英語がとても話せる人がいたため、分からない単語の意味を教えてくれたり、発音の仕方を教えてくれたりなどとても助けてくれました。そのおかげで、初めは積極的に話し合いに参加できていなかった私も、1日目が終わる頃には英語が得意な子にも負けないくらい、積極的に話し合いに参加する事が出来るようになっていました。
2日目は立命館アジア太平洋大学から3人のゲスト講師が来て下さり、外国で行ったたくさんのボランティア活動のお話や、英語を学ぶようになったきっかけなどをお話して下さいました。今はとてもすごい活動を行っている人でも挫折した経験があることを知り、私も失敗してすぐに諦めるのではなく、そこから立ち上がり、もう一度立ち向かう事ができる強い人間になりたいと思いました。
この3日間を通して、班のみんなとも仲が深まり、沢山の友達ができました。キャンプに参加することによって、日常生活の中でも英語と触れ合う機会が多かったので、以前よりもっと英語を身近に感じることができました。英語の発音がおかしかったらどうしようとか、文法があっているか分からないから話せないなど、失敗に対する恐れや羞恥心で英語を話すことから逃げてきた私ですが、グルーバルリーダーに言われた「恥ずかしがるのは無し、間違えてもいいからやってみよう」というこの一言で、少しずつですが、英語で会話を積極的に行うことが出来るようになりました。
活動や体験を通して学ぶこと、気付けることはたくさんあります。みなさんも是非、失敗を恐れずに、様々なことに挑戦してみてはいかがでしょうか。
2年1組 普通科コース
上原 梨珠夢(飯塚第二中学校出身)
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