福智高等学校の校章は、紋章の一つである「九曜の桜」をあしらっている。
これは、昭和43年に広域通信制課程の認可を受け、校名を九州商業高等学校と変更した際に採用され今日に至っている。
創立者堀勇次が「九曜の桜」の中心に本校を据え、周囲の八つの桜花を日本の八つのブロックとみたて、通信教育も含めた新しい本校教育が全国的に広がりを持つことを顕そうとしたものであった。
その後、昭和63年に校名を当初の福智高等学校と改称し、この校章を恒久的に継承していくことを決定した。
I. | 福智の嶺を 仰ぎみて 高き希望を 抱きつつ 自然の里に つつまれて 日々向上の 道を行く 誠実(まこと)のしるし 誇らしく みよ みよ 九曜の桜 我等が学び舎 福智高校 |
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II. | 英彦山(えひこ)の川の 水清く 永久(とわ)に流れて ひとの世の 幸をねがいて ひとすじに 真理を求め 奮いたつ 敬愛の念 深くする みよ みよ 九曜の桜 我等が学び舎 福智高校 |
III. | 香春(かわら)の山の 輝きて 連なる眺め 春秋(しゅんじゅう)の 業(ぎょう)を競いて ひたすらに 文化の夢を 担いつつ 創造の意気 熱くする みよ みよ 九曜の桜 我等が学び舎 福智高校 |
昭和43年4月~昭和63年3月
有吉 伸 作詞/東海林太郎 補作校閲/森 一也 作曲
I. | 雄叫(おたけ)び若き為朝の 居城(きょじょう)の跡(あと)ぞ夢匂(にお)う 朝陽に映(は)ゆる香春岳 剛健(ごうけん)の意志(いし)野に光る あゝ我等が九州商業高等学校 |
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II. | 古きをたずね新しき 英知(えいち)をみがく校友の 若き瞳(ひとみ)に福智山 青春この身(み)に只一度 あゝ我等が九州商業高等学校 |
III. | 玄海(げんかい)の波汪洋(おうよう)と 夕潮高く遠鳴れば 霊気(れいき)は迫る比古(ひこ)の峰(みね) 独立自尊ゆるぎなし あゝ我等が九州商業高等学校 |
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